導入事例:社会福祉法人芙蓉会 総合福祉ホーム芙蓉園 様

ご導入製品・サービス

  • ご導入商材:2wayエアカーテンボックス 2台
  • 施工年月:2009年7月
  • 所在地:東京都町田市

冷暖房効率アップで快適な職場環境に

1965 年に東京・町田に特別養護老人ホームとして開設された芙蓉園は、「老人は国の宝」を信条に地域 に根ざした老人の医療と介護に努めてきました。2002 年には新築移転し、特別養護老人ホームに加えて、 短期入所やデイサービス、ヘルパー派遣など、在宅介護支援を展開する総合福祉ホームとして新たなスタート を切りました。
これを機に、特別養護老人ホームの定員は190 名に拡大。最新の入浴設備や個室の整備など、よりよい 環境づくりに取り組んでおり、ベッド利用率は98%とほぼフル稼働の状況です。隣接する町田ふよう病院とともに、地域の高齢者医療・介護を支えています。

芙蓉園のモットーは、利用者一人ひとりが快適に暮らせる環境づくり。館内は分煙化されており、1 階から5 階 の各フロアにある喫煙所にはトルネックス喫煙所システム『トルネードカウンターロータイプ』が設置されています。 2009 年 7月には、室内の冷暖房効果を高めて「夏の暑さ」や「冬の寒さ」対策を図るため、1 階の事務所と 正面玄関の入り口 2ヵ所に、外気の流入を遮断できる『2wayエアカーテンボックス』を導入しています。

インタビュー

― エアカーテン導入のきっかけを教えてください

1階のロビーに面した事務所は来館者の受付も兼ねていて、当初、入り口は自動ドアでしたが、面会の方が入りづらいためオープンにしました。すると、冬は冷風、夏は熱風が事務所内に入ってきてエアコンが効きにくくなり、特に冬場は「足もとが寒い」と女性職員から声が挙がっていました。そこで、温度管理ができるように、エアカーテンを付けることになりました。

― 設置の際に配慮したことなどはありますか?

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当初は、事務所の入り口に2つ付けようと思っていました。しかし、トルネックスさんが「1台で十分にフォローできますから、その代わりに正面玄関の自動ドアのところに付けたほうがいいですよ」と提案してくれて、そこにも付けることになりました。  というのも、当館の向いに大きな建物がある影響でビル風が吹き抜けてきて、正面玄関のドアを出入りすると風がどおっと入ってくるんです。正面玄関は自動ドアが2重になっていますが、車いすの利用者のためドアが閉まるのが遅く、外側から入ってくると2つのドアが開けっ放しになってしまいます。

― 導入の効果はありましたか?

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昨年7月に設置して一冬越しましたが、冬は非常に温かく、足もとが冷えるということがなかったので「付けて良かったね」とみんなで話をしました。夏場も「冷房が効きすぎて寒い」と言う人が出るほど冷暖房効率が良くなりました。大規模設備で光熱費が膨大なため、どのくらい省エネ効果があったかはわからないですが、設置して良かったと思います。

― 製品に対するご要望があればお話しください。

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実際に使ってみて困ったのは、スイッチの場所が高いことです。夜間は正面玄関のドアを閉め切り、エアカーテンの電源も消しますが、あの高さでは身長が165cm以上ないと操作できません。そのため、プラスチックの棒でスイッチを押してもらっています。もっとも、スイッチやリモコンを設置する場所もありませんから、難しいところですね。それにうちの場合、入所者の手の届きにくい場所にあるのは、かえって良いことなのかもしれません。

― コンセントのところにオン・オフ用のタイマーを設置すれば解決できますので、ご用意させていただきます。

夜9時に閉館しますので、朝は7時にオン、夜は9時にオフに自動設定しておけば、スイッチを押す手間がなくなりますね。相談して良かったです(笑)。

■お客様プロフィール

社会福祉法人芙蓉会 総合福祉ホーム芙蓉園
事務次長 飯塚 肇 様
東京都町田市鶴間661-8
http://fuyouen.jp/

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